お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

少しは太りたいが・・・

やっと少し涼しくなってきて、食欲も増してきた。

今日の食事は、朝は牛乳一杯に、ヨーグルトそして自家製スイカを3切れで、いつもパンは食べず、軽めにしている。そして昼は、久しぶりにカレーライス・・・また夏休みの孫を預かったので、子ども向き。いつもあまり食べない孫がお代わりしたので、家内は大満足だった。それも具材はジャガイモ、ニンジン、タマネギは畑で採れたから、買ったのは肉とカレーだけだから安上がりときている。そして夜は、これも自家製エダマメでビールを飲んだ後、残りのカレーですませた。

少しは太りたいと願っているが、子どもの頃からの胃弱なので、なかなかむずかしい。それに糖尿なので、米や麦の炭水化物は余分にはとれない。痛しかゆしだが、年が行って、太るのはよくないというから、せめてこれ以上はやせないようにしよう・・・

いつまでやれるかに・・・

今日は一日畑仕事・・・ダイコン、シュンギク、レタス、の種を播き、ワケギを植え、ニンジンを間引きし、スイカ畑を片付けて、一日が終わった。
肥料が効いているので、雑草が伸び放題になってしまったスイカ畑の始末がたいへんで、まいった。草むらからぞくぞくスイカが見つかったが、未熟か、きずもので、食べられそうなのは2個しかなかった。それも割ってみないと分からない。今年は天気が好かったので、もう10個ほど取れたから、素人にしてはまあ上出来だったと思う。

今年の夏野菜を総括すると、キュウリ、ナス、トマトは上出来で、スイカとエダマメはまあまあ、ピーマンとゴーヤは不良だった。あとはサツマイモの出来がどうかで決まる。
それよりも、今年も元気で野菜作りができたことを喜ぼう・・・わが菜園は40坪はあり、土起こしから、畝作り、種まき、苗植え、草取り、収獲とすべてわが一人の人力での仕事。

いつまでやれるかに、いまやわが人生がかかっていると言っても、過言ではない。

りっぱな梨をいただいた

毎週土曜日はわが家の買い物日なので、いつものスーパーへ行った。行く前に、家内が朝刊の折り込みチラシを見て、当日売出しの品をメモして、それを持って行くのが通例で、今日もそうした。メモ通りにするので、衝動買いはあまりしない。反対に、果物に梨をメモしていたが、家内はどうしたわけか買わなかった。

それが正解だった。夕方になって、りっぱな梨を5個もいただいたのである。持ってこられたのは、町内にいる家内の母親方の従妹で、やはり年金暮らしをしている。実家が梨農家なので、いただいてきたのだろう・・・そのおすそ分けだった。
はてさて、わが家は農家ではないが、畑をしているので、お返しをしたいが、まだ残っているのはエダマメぐらいだなあ・・・

朝刊に思う

今日の朝刊は特別号まで組み、星稜準優勝の記事で埋めつくされていた。それほどまでのニュースだったのだろうか・・・その評価がくされるのは、将来の奥川投手にかかっているであろう。
決勝戦では、惜しくもホームランも打たれ、5点を失なったが、それまでのピッチングはまことにすばらしく、将来を嘱望される投手にちがいない。

チームとして、監督として、学校として、石川県民にとっての立場からは、優勝がいちばん望ましかったが、奥川投手個人のことを思うと、ほんとうに貴重な体験をしたのではなかろうか。
それは、ホームランを打たれた一球に泣いたことである。この一球の大切さを身にしみて知った体験が、将来の大成につながっていってほしい・・・多いに期待する。

ライプニッツ

今日の講義はライプニッツだった。ライプニッツはイギリスのニュートンとは4歳年下になるが、ドイツの万能の天才と称されている。とくに哲学者として名高いが、数学でもニュートンに並び微積分法の祖とされている。
祖が二人いる点が面白い。当時それが話題になって、どちらが先なのか、優先権論争があったという。その論争はライプニッツはニュートンを剽窃したのではないかとの告発にはじまった。

それは微積分学に関する論文は、ニュートンが先だったが、長い間ずっと公表されなかったのに対し、ライプニッツは積極的に公表したので、知られたのが先になった。しかし、後世になってからは、ニュートンの方が有名になってしまったという。二人は同時代人であるが、互いに全く交流することなく、独自の方法で微積分学の基礎定理を発見した。現在使用されている記号はライプニッツの表記法である。
結局は、「時期は別であるが、両者共に独立して発見し、どちらも剽窃などしなかった」との判断で決着しているとのこと。

方法こそ違うが、同じ発見が時と所をかえてなされて、共に認められているのわけである。

ニュートンのこと

今日の放送大学の講義は、万有引力の法則で知られるニュートンのことだった。微積分の祖ともいわれる天才数学者である。17世紀後半から18世紀後半にかけて活躍したから、3百年以上前の人だが、いまも生家とリンゴの木は残っていて、訪れる人も多いという。

その優れた才能を、もっとも発揮したのは、19歳でケンブリッジ大学に入学し、22歳から24歳にかけての2年間で、驚異の年と呼ばれる。27歳で最高の教授職についた。後半の人生では、国会議員、王立協会会長をつとめて、84歳でウエストミンスター寺院に葬られている。
話の中で、とくに感銘したのは、大学時代のノートが紹介されたが、膨大な計算がすべて筆算で埋められている。天才と呼ばれるが、同時に驚異的な努力家であったと思われる。そして、その彼は計算を楽しんでやっていたとのこと。

一長一短

先週は盆でなかったので、今日は2週間ぶりでボウリングクラブに参加した。長く休んだせいか、まったく不発でストライクは3回ほど・・・結果はチムーメイトの活躍で2勝1敗に終わった。
余計なことになるが、ゲーム中、親しくしているK夫人が近づいてきて、わがのTシャツがすてきだという。目に付いていたらしい。K夫人はなかなかのオシャレである。
前にもA夫人にほめられたたことがあったが、実は息子のお古で、家内が選んで買ってきた品物・・・ずいぶん着たが、素材がいいのか、まだ着れる。
家内は料理はうまくないが、着る物に対するセンスはいい。母親譲りのようで、それを受け継いだらしい。それに家業も関係するようだ。家業が履物店で、結婚前ずっと従事していたから、品質やデザインなど品物を見る目が養われたのではないかと思う。それにお花や洋裁を修得していた。
これに料理も上手だったらなあ・・・一長一短か。

吐き気

今日は曇っていたし、ちょっと気温も下がったようなので、秋野菜をする畝作りをしたが、2時間もしないうちにダウン・・・やはり体力が落ちたとと実感した。
身体の疲労もいろいろで、筋肉から足腰がだるくなってくるのは、ペースを落として、休み休みすれば、続けられる。ところが、ほんとうに全身が疲れてれてくると、わがの場合は、吐き気が出てくる。そうなったらもう止めて、休養するしかない。今日もすぐシャワーをして、冷房の効いた居間で、横になった。

まだ若かった過去にも、何回かあったが、いちばんひどかったのはスキー旅行に行ったときだった。一日目、二日目はよかったが、三日目になって、朝から始めて、しばらくしたら、吐き気をもよおした。けっきょくその日は宿に帰って休んだことがあった。その点、山登りもよくしたが、一回もなかった。
もう体力が衰えたので、ムリはしないようにしよう・・・今日の収穫はスイカで、小玉にしては大きいのができた。

甲子園の高校野球におもう

今日の朝刊は、一面から星陵勝利の記事を満載・・・24年振りのベスト8進出とのこと。テレビに釘付けになって、ずっと観ていたが、まさに激戦で、劇的な幕切れだった。近年にない試合といえる。
その余波をかってか、今日は大勝した。ここまできたら、優勝を飾ってほしいと願うばかりである。

どうして、こうも甲子園の高校野球は、人の心を引くのだろう。今年で101回大会という伝統の重みがそうさせるのだろうか。それもただ長く続いてきただけでなく、ヒトにすると花盛りの青年時代である、純粋な心の人間同士が真剣にぶつかり合う、その姿に接することができるからだと理解している。
その情熱を少しでもいただきたいものである。

手の感覚を

今日は毎週土曜日にある陶芸教室に行ってきた。カレードの主催で、昼の部と夜の部があるが、もちろん昼の部で午後2時から4時までの2時間である。
一昨年の12月から、八十の手習いのつもりで始めた。その動機は、手で形作るするものづくりを何かしたいという意識がずっとあったからで、ずっとそのチャンスがなかった。一昨年カレードができて、陶芸教室を開いたので、さっそく飛びついたわけ。
そのため、作陶には手ひねりとロクロづくりの二つあるが、もっぱら手ひねりに専念している。粘土を素手でこね、形作りをする。いわば、大人のどろ遊びのようなものだが、もう一つねらいがある。
手ひねりで手の感覚を鍛えられたらいいと思う。粘土から手に伝わる感覚で、その硬さ、厚さ、粘りなど、伝わってくるものを大切にしたい。そして、イメージした形が作れるまでになりたい・・・

今日焼き上がった、わが三作品。