お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ニュートンのこと

今日の放送大学の講義は、万有引力の法則で知られるニュートンのことだった。微積分の祖ともいわれる天才数学者である。17世紀後半から18世紀後半にかけて活躍したから、3百年以上前の人だが、いまも生家とリンゴの木は残っていて、訪れる人も多いという。

その優れた才能を、もっとも発揮したのは、19歳でケンブリッジ大学に入学し、22歳から24歳にかけての2年間で、驚異の年と呼ばれる。27歳で最高の教授職についた。後半の人生では、国会議員、王立協会会長をつとめて、84歳でウエストミンスター寺院に葬られている。
話の中で、とくに感銘したのは、大学時代のノートが紹介されたが、膨大な計算がすべて筆算で埋められている。天才と呼ばれるが、同時に驚異的な努力家であったと思われる。そして、その彼は計算を楽しんでやっていたとのこと。