台風10号が無事に通過して、少し涼しくなった。被害らしきものといえば、畑の生長した晩生の枝豆が西風で傾き、キュウリの棚の支柱一本が折れたぐらいで、さっそく手当てした。
もう盆も終わったから、これで涼しくなってきてほしいが、温暖化による異常気象では何が起きて、どうなるのか人智では及ばない。
それだから、何が起きても、どうなっても動じない心というか、いわば覚悟がいる。
この度の台風でもそうだったが、一日中テレビが台風ニュースを流し続け、各地で避難勧告が出され、人々が右往左往する姿が映し出される。これが人間社会のありようなのだろうか・・・次にわが志す、良寛禅師の言葉をあげる。
災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候