お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

理屈ではわからない

今日は家内と二人で旧盆の墓参りに行ってきた。わが家とお里との二か所だけだったが、けっこう遠いので夕方の4時に出て、帰宅したらもう7時に近かった。
お里の墓は鶴来にある。義父母は二人とも長生きで、ずいぶん世話になったので、いまも墓参りは欠かさずしている。その墓であるが、もう50年以上前のことで、結婚したとき、はじめて参った。それが山の斜面にある粗末な墓地だった。それで、義父に墓地の移転を勧めた。

義父は新たに広い場所をもとめて、いまの墓にした。不思議なもので、その後、お里は商売が繁昌し、隣家をも買取り、町ではいちばんの履物店になった。
親、先祖を大切にするという精神は、理屈ではわからない。

お中元ということになるのか、大好きな桃、ぶどう、梨をいただいた。