お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

歩行速度と生存率

スポートロジーの続きになるが、もう一つ、歩行速度で生存率が予測されるという調査研究が紹介された。

歩行には、身体の全機能が関係する。足腰の骨格から筋肉、心肺、循環器、神経系にまで負荷がかかる。その、どれか一つ欠けても、このシステムが正常にはたらかないから、困難となる。
若い中は、元気だから、速く歩くことができるが、年齢とともに、身体の機能が低下してきて、だんだん遅くなる。
そこで、歩行速度と余命を65歳以上の人で追跡調査した結果、65歳では秒速1.6mは30年、0.8mは15年、0.2mは9年だった。

今はもうそう速くは歩けないと思うが、76歳時に受けた体力測定では、6分間歩行733mで、秒速にすると2mだったから、がんにならなければ、大いに期待できそうである。