スポートロジーの2回目を視聴して、今日もいい勉強になった。また一つ新しい、若年無業者でないニートという専門用語を知った。
日本人の一日のエネルギー摂取量は終戦後が1800calと低かったが、食料事情がよくなるとともに上昇して、2000calを超えたが、いままた1800caになったそう。それなのに、なぜ肥満と糖尿病が問題になっているのだろうか・・・講師は、すべて運動不足が原因だという。
マサイ族は一日3000カロリーを越し、宮沢賢治の時代は一日玄米四合だったのに、肥満にも糖尿病にも無縁。マサイは一日中家畜を追って歩くし、昔の日本人は車はないし、よく歩き、よく働いた。
運動不足の主たる原因は、機械文明の発達で、座っている時間が長くなったことにあるという。
人は立っているだけで、その1.2倍、歩くと3倍のエネルギーが消費される。一日のエネルギー消費量は、基礎代謝量、食後熱産生、運動、NEAT(NonExercise Activity Thermogenesis 非運動性熱産生)で、この立ったり、座ったり、歩いたり、作業したりして、身体を動かすニートのエネルギー消費量が、基礎代謝量に次いで大きいという。人によっては4割近くになるという。
毎日身体を動かすこと、働くこと・・・このあたりまえの生活をすることなんだ。