お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

NHK特集「人体」プロローグ

昨日のNHK特集「人体」プロローグはよかった。とても勉強になった。
新しい顕微鏡と8Kの技術革新で身体の内部、細胞とその活動が鮮明に画像化された。すばらしい進歩だ。

その結果新たに判明したことは、身体の働きは、これまで指令塔とされてきた脳中枢ばかりでなく、全身に各臓器を結ぶ細胞間のネットワークがあり、細胞がメッセージ物質を発信し、それを介しての情報のやりとりであるということだった。

それがインターネットと似ているのがおもしろい。がん細胞がウイルスともいうべきメッセージ物質を発信して、他の臓器に転移するということなど驚きだった。

なお、さらによかったのはタモリと山中教授の登場で、これまで科学にはまったく無関心だった家内が、こういう番組も視るようになったこと。