お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ショック

今日で9月も無事に終わると思っていたのに、庭仕事をしていたら、家内が携帯電話を持ってきた。職員のNくんからで、ショッキングなS夫人の訃報だった。
最大のショックは自殺だとのこと。
S夫人は、いつも顔を合わせる、おしゃべり会の常連だけに、無念も無念、言葉に言い尽くせない。

電話ではうつからといったが、そんな素振りは、まったく見せなかった。
夫人は大家のお嬢さん育ちで、ご養子にきてくれた夫に先立たれた。部屋は別に、長男夫婦と同居していて、夫の年老いた愛犬レトリバーと暮らしていた。
両親がわりと早く亡くなったので、その代わりに、老犬の介護をしていると言っては、大きいのでたいへん・・・とこぼしていた。一年前か、その老犬も死んだ。

財産はあり、子も孫もいっしょにいて、何不自由ない生活をしていると思っていた。この前のおしゃべり会では、腸のことを気にしているようすだった・・・何か悩んでいたに違いないが、こんなことになるとは・・・・・・