お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

余生の余生

今年は年男で、今日が84回目の誕生日。天気がいいので、彼岸の入りにもなるし、朝から墓参りに行った。

両親が逝ったのは、とっくの昔の話になるが、二人とも享年57歳で、いまでいえば早死になる。父は飲み食い道楽で、結核と糖尿の両方をかけもち、最後は昼間から飲んでこたつで昼寝しながら、脳溢血で逝った。極楽往生といってもいい。それに反して、母の方は可哀相だった。戦後の食糧難で、ろくなものを食わなかったので、腸閉そくが死因。いまなら事故死ともいえるだろう。

この両親、そして今は亡き兄4人(他に兄弟姉妹いない)のことを思うと、わがはもう充分生きられたと実感する。残りは余生の余生と受け止めて、ありがたく毎日を送りたい・・・帰りに、久しぶりにケーキを買ってきて、二人で食べました。