お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

狂雲集を拾い読み

今日のミーティングで、Yさんが来週入院して手術することになったという。大腸がんで、場所が直腸なので、医者から、肛門を残すか、取ってしまうかの選択を問われた。

肛門まで切除すれば、再発の心配はほとんどないが、人工肛門になる。一方、肛門を残す新手術があるが、再発の心配も残るという。
新手術をして、後は抗がん剤の服用で治療することにしたそう・・・年内は静養することになる。
一日も早く、もとの元気を取り戻して、いっしょにボランティアの仕事を続けられることを願うのみ。

時間が残ったので、帰途県立図書館に寄って、一休(宗純)さんの「狂雲集」を拾い読みした。
自ら狂雲子と名乗って、天下に怖いものなく、言いたいことをいい、したいことをし、食いたいものを食い、色好みで、自由奔放に生きた禅僧だが、寺の再興など功績も遺した。
それで、88歳まで生きたのだから、よく人生を送った一人に違いない。

今日の夕食は、野菜はコンニャク以外はすべて自給の煮物、わが家の冬の定番・・・こういう物を食べていれば、がんの心配はないと思う。