お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

庭師のこと

昨日に続いて、今日も好天気だった。
出入りの庭師が庭の冬支度をしていった。主木のモッコクとシダレモミジは雪吊りをして、あとは荒縄でくくっていった。

庭師はまだ70歳前半のはずだが、年々体力が落ちてきているようで、もう今年で仕事を止めたいという。
今度もそうだったが、だんだん仕事が雑になっている。あちこち手抜きをするようになった。
日が短くなったせいもあるが、終える時間も早くなった。

以前は、午後は、昼に家に帰ってひっかけてきて、赤い顔してやってきたが、数年前に身体を壊してから、感心にも、酒もタバコも止めて頑張ってきたのに・・・ちょっと、まだ早い気がする。

外仕事の人は、とくに体力を必要とするので、止めるとガタッとなるケースをよく見かける。
50軒からのお客さんがあるというから、少しずつ減らしていくほうがいいだろう。

知人でもう一人、今年で仕事を止めた人がいる。止めてしばらくして、歩行困難になっている。

元気をなくしていく同年代を目の当たりにすると、こちらも何となく滅入る。

有名人では、高倉健や仲代達矢や三浦雄一郎など80台に入っても活躍している。

身の周りで、元気な方を探そう・・・