お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

惜しい人物を失った

男の中の男と言われるもう一人、北の湖理事長が亡くなった。記事を読むと、直腸がんが引き金だったようで、まだ62歳と若く、まことに惜しまれる。心から哀悼の意を表する。

現役時代は、憎らしいほど強くて、嫌われがちだったが、内面はやさしい人だったという。理事長に就任してからは、仕事は率先してつとめ、全責任を負ったというから、すばらしい。
八百長問題では、自ら悪役をかって、封建的な相撲界の改革をすすめ、今日の隆盛の元を築いたとのことで、昭和の代表的日本人に数えられると思う。
惜しい人物を失った。

昨日今日と庭師が来て、庭の冬支度をしていった。
庭師は、身障者の上、昨年肝臓の手術をしたので、もう仕事は止めたのかと思っていたが、頑張っている。ただ仕事は雑になってきたよう。
家内に奥さんのことを盛んにくどいたそう・・・少しもやさしくしてくれないとのこと。
庭師の奥さんは、自分も病気持ち、夫に辛く当たるのも分からないこともない。

だれでも、他人にはいい人と思われたいから、悪役にはなりたくないし、極力避ける。
エゴからではなく、それを承知しながら、あえて悪役を引き受ける人は立派だと思う。

今日の収穫は畑のブロッコリーと、徳之島の黒砂糖と、能登のリンゴ・・・黒砂糖とリンゴは、近所の方からのお返しでした。