お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

長嶋茂雄インタヴュー

昨夜のBS放送、長嶋茂雄氏のインタヴューはよかった。同じ年代なので、親しみを感じる。

大学生の頃、神宮で早立戦を観たのを思い出した。その頃彼はもうスターで、バッターボックスに立つと、球場がそれだけで沸いた。
高校のとき、すでにプロからの誘いがあって、大学進学を勧めていた父親に願い出たところ、それまで一度も怒ったことない父親が、はじめて怒ったという。

これは何かあると立教に入って、砂押監督に出会い、力強いバッティングと華麗なゴロさばきで、彼の野球人生がスターとした。
父親の教え「富士山になれ」を貫いて、あえて契約金の低い巨人に入団し、夢を実現した。

才能に恵まれていた以上に、たいへんな努力家だと感じる。人の見てないところで、練習に励み、常に勝つという闘争心を持ち続けた。

脳梗塞を患って、もくもくとリハビリに励む姿を、同じ人たちの励みになるならと、今回はじめて公開した。
ミスターと呼ばれたが、いまも男の中の男といえる一人に間違いない。爪の垢でも飲んでいれば、多少はマシだったろうが、こういう人物と時代を共にできたことだけでも、うれしい。

会報来月号の編集をおえて、通り道の山ノ上ギャラリーで開催中の「白と緑のコラボ展」を今日は観てきました。

籐細工と生け花のコラボです。