お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

保存樹

いっしょにボランティアをしているH先輩がまた入院したというので、見舞いに行くことにしたが、時間が早かったので、事務所に顔を出した後、卯辰山にある専光寺と向かいの工芸工房に寄った。

山の中腹にある境内にはもみじの木が多く、この時期がいちばんいい。中でも階段を登り切った際に、りっぱな老木があり、金沢市の保存樹に指定されている。
立て札には、こうある・・・樹種イロハモミジ、樹高4メートル、幹周2.4メートル、この樹木は専光寺が景勝絶佳のこの地に霊所を創設した昭和7年には既に成木となっていたもので、樹齢はさだかではないが、現在でも壮観な姿を楽しむことができる。
見事な紅葉である。

工芸工房では、特別展「染ー更紗から友禅」をしていて、プリント発祥の地インド更紗、ヨーロッパ更紗から和更紗、紅型染、友禅染にいたる、これも見事な工芸品を堪能した。

山越えして、国立病院に行って、膀胱がんのH先輩に面会・・・足がむくんできて、歩行困難になったので、入院したという。膀胱に管をさして、排泄していた。
もう89歳なので、無理はしてほしくない・・・