お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

緑を楽しむ

たいていの家は玄関前に何か鉢物を置いている。わが家も、いつの間にかいろいろ増えたが、花物はバラぐらいで、葉物がほとんど。バラは退職時プレゼントされた花束のバラで、家内が挿し木をしたら付いた何本かの一つだから、14年物である。春と秋に花が咲く。

主役はナンテンで、作庭のときに庭師が植えた木を鉢にした。ほかに松、梅、ヤマモミジ、モッコク、万年青、草類ではシュンラン、ギボウシ、ツワブキなど。これらの鉢物を時期ごとに入れ替えては、緑を楽しむことにしている。いちばん楽しみなのは新緑の時期で、ヤマモミジ、ナンテン(落葉種)、ギボウシは新緑がきれい。いまは枯らしてしまったが、カクレミノの新葉はそれはよかった。

いうまでもなく、花はきれいでいいが、時期が短い。それに比べると葉は長い。そしてその緑は見飽きるということがなく、安らぎを与えてくれる。
空の青と葉の緑を楽しめるのは、生きているからこそ、と思うことがある。

今日の仕事は、葉ダイコンの種を買ってきて播きました。