お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

自然が醸し出す精気を・・・

猫の額に近いわが庭も、春爛漫を迎えて、新緑が出そろいました。

大した木はありませんが、いちおう主木にモッコクを植え、ほかに常緑樹には、キンモクセイ、カクレミノ、チャボヒバ、竹などありますが、若葉萌える落葉樹が好きなので、モミジ、ツツジ、ドウダンツツジ、ハナミズキのほか、両方楽しめるカナメモチを庭師に注文しました。
これら数少ない木々と草類を、毎日のように眺めながら、季節の移り変わりを共にしています。

足腰が衰えて、いちばん残念なのは、山へ行けなくて、新緑のブナ林を楽しめないこと・・・山の自然は、何ともいえない、気持ちのよさで、精気を与えてくれます。

この自然が醸し出す精気を、この春は竹の子とこごみで口から吸収しましたが、目から鼻から、肌から、身体全体で吸収できたら、すばらしい・・・せめてもと、わが庭に求めている。

人の能力は、計り知れないものだから、自然の力を吸収できる能力も、千差万別で、その力を極めた人がいるのではないかと想像している。

知的欲求だけにおわらず、スマートに人間としてトータルに成熟できたら、ほんとうにすばらしい・・・こんな欲深いことも考えています。

鉢植えのバラも咲いたので、載せました。

明日は天気がよかったら、現実に戻って、また竹の子を掘りに行く予定・・・