お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

虚弱体質のこと

今月のはじめに、医療センターで耳の状態を診てもらったら、耳管開放症とのことだった。
それから、処方の加味帰脾湯(カミキヒトウ)という漢方薬を飲み始め、20日たった。この漢方薬で治る人がいるそうだが、私は前ほどひどくないが、まだ耳に違和感がある・・・何となく鼓膜が圧迫されている感じがぬけない。

薬の説明書によると、「虚弱体質で血色の悪い人の自律神経失調症や不眠症、神経症、貧血に使われる漢方薬」とある。

想えば、子どもの時から仲間とは体力が劣っていたから、虚弱体質のほうだし、血色もよいとはいえない。ほぼ当てはまるが、不眠症ではない。
昔から、よく寝るどころか、寝すぎるほうだろう。いまも年寄りになると、睡眠時間が短くなるといわれるが、当てはまらない。

ただ悪いことに、夜の二度寝することが多くなった。途中でトイレに起きると、すぐには眠れず、しばらくお茶けを飲みながらテレビをみて過ごし、また朝まで寝る。
昼寝もするから、日に3度寝る。トータルで一日24時間中、9時間は人生空白の時間だ。

学生時代にナポレオン睡眠(3時間睡眠)の本を読んで、刺激を受け、志したこともあったが、まったくダメだった。

若いときから十分睡眠をとって、今日まで、まあまあ元気でこれたと思うが、そのため、ずいぶん人生の時間をムダにしてきたようだ。

私の人生には、意欲と共に体力が伴わなかった。