お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

作品展が始まるので

この日曜から陶芸教室の作品展が始まる。前日の土曜日に作品を搬入して会場準備にかかる。それで今日は出展するわがの作品をどれにするか、家内と二人で検討した。
どれも似たり寄ったりで、これはいいという作品はないが、花びんと湯呑をそれぞれ形と色合いを考慮して、13品選んだ。どう展示するかは、実際に会場に行ってしないと分からないが、ふつうに並べるか、円形にするかどちらかにしたい。

思えば、自分の作ったものが展示され、一般の人々の目にふれるのは、小学校以来のことになる。それは一年生のときに作った粘土の軍艦だったと覚えている。習字は下手だったので、書初め展には入らなかったし、絵もいいことなかった。今回が初めての経験といっていいかもしれない。

年とると、だんだん子どもに戻るというから、遊ぶこと、食うこと、そして何か作ることに熱中するのもいいか・・・

靴ぐらい・・・

愛用の靴がこわれたので、新しくした。わがはまだ履くつもりだったが、この前から右の靴底がはがれ始めていて、そこに何か挟まったら、転倒のおそれがあると家内が心配して変えることにした。実家が履物屋だし、店員の経験もある家内のことばに従ったわけ。
義弟の店主が出してきたのは、ヨネックスのいい靴・・・履き易く、底がしっかりしているし、合成皮革で防水だから、天気の悪い日も履ける。安くしてもらっても一万数千円取られた。
もうあんまり歩くことはないから、こんな高い靴でなくてもいいが、やはり履き心地がいいし、先日売れ残りの売価1万円以上する紳士靴を3足もタダでくれた関係もあった。ただその靴は25センチで、わがは24.5センチなので履きずらくて、ふだんは履けない。

着る物にはオシャレをしないから、靴ぐらいブランド品にしてもいいか・・・

ツアー広告

今年に入って、家内が春になったら、元気な中にもういちど伊勢に行きたいと言い始めていた。今朝、新聞を開いていて、ふと伊勢神宮の活字が目に付いたので、読んでみたら旅行社のツアー広告・・・一泊二日で京都と伊勢を回ってくるプラン。
京都では初日に北野天満宮の梅、御所の高御座を観て、翌日伊勢参りと二見ヶ浦へ行く。往復とも京都までは鉄道利用なのもいい。家内にも読ませたら、これにするという。
実施が3月初めなので、さっそく申し込むことにした。阪急を利用するのは初めてで、ウエブサイトで手続きをとった。

家内の喜寿の祝いと、3月の誕生日の祝いの両方をかねて、行ってこよう・・・まずは体調の維持につとめる。

かかりつけ医の口癖

今日は2カ月に一回の糖尿病の定期検査を受けてきた。ヘモグロビン値の結果は二日後になるが、いつも初めに計る血圧は132で問題なし。尿もマイナスだった。医者はいつも「あなたは血圧が高くないからいい」という。来ている患者には、血圧が高くて薬を飲んでいる人が多いという。今日も先客はたくさん薬をもらって帰って行ったようだ。
問題は血糖値でこれまで6点台とずっと良かったが、湿疹になってアルコールを止めてから、もっぱら食うことに専念したためか。前回は7.2に上昇した。それと食べ過ぎもあって、今回は胃薬も出してもらった。
このかかりつけ医は口癖のように、わがに心を許してか、「怪我は直っても、病気は治らない」という。だから治療の目的は、いま以上に悪化しないように手を打つことで、そのために薬を使う。そして少しでも良くなるのは、己の中の自然治癒力の働きにある。

一病息災で、いつまで頑張れるかなあ・・・

わが家の暖房

日曜日でゆっくりしていたら、ピンポンが鳴った。すぐ出なかったせいか、玄関を開けたらもういない。灯油配達の車だった。以前は安売りの灯油をスタンドまで買いに行ったが、いまは配達してもらう。ひと月に一回小屋のドラム缶に入れてもらっている。
今日も雪で寒かったが、年老いてからの寒さはとても身に染みるので、わが家は居間だけはいつも暖かくしている。部屋の温度計が適温をさすようにしている。

寒くなり始めはエアコンを使い、寒さがますと灯油ストーブをつけ、それでも寒いと両方で温める。そしてコタツはいつも欠かさない。今年は暖冬ということで、フルに暖房するのは、冷え込む早朝と夕方だけですんでいる。

夕方になって、再度給油にきたが、今回は灯油95.7リットルで単価は96円だった。

今日はまたピザ生地をしこんだ・・・自分で作ると200円ほどの材料費で4枚できる。

あいさつ文を作成

今日は土曜日なので陶芸教室に行って、先々週から作り始めた手ひねりの器を完成した。帰りに先生からの念おし・・・来週は作品展の搬入なのでお忘れなくと。
言われるまでもなく、わが愚作をどう飾ろうか、この前から頭からはなれない。
ただ器を並べるだけではと、手始めにあいさつ文を作成した。以下・・・
        
 平成29年11月にオープンしたカレードが陶芸教室を開いたので、さっそく80の手習いで、入会しました。粘土に親しむのは小学1年生以来このことでしたので、はたして形になるかどうか自信はありませんでしたが、何とか形だけはできました。
 それがきっかけになって、子どもの頃のドロ遊びの延長でしょうか、粘土にふれる手の感触がとても気持ちよく、形作りが楽しくて、続けています。 もっぱら手ひねりでの器作りにつとめていますが、なかなかよい作品ができません。これはといわれる器を一つは生み出したいと念じています。
 今日はご来場をまことにありがとうございます。

他人事ではありません

今日は一日どこへも行かずに炬燵に入って、食っちゃ寝、食っちゃ寝で、汗して働いている人たちには、まことに申し訳ない生活を送った。現役時代の多忙な生活の日々の中の一日なら許せるだろうが、こういう生活に甘んじてはならないなあ・・・

まだ畑はできないが、今年も一枚の休耕田を4人で分けてすることになる予定で、北側から上げると一番北がわがで、南にTさん、Oさん、Sさんとなる。ここ数年このメンバーでやっているが、畑仕事がやれなくなる人がでると、新しい方に変ることになる。たいていは年とともに体力が落ちで、できなくなるケースが多い。その中で、いちばん古いのは自慢するわけではないが、わがで次いでTさん、Sさん、Oさんとなる。そのSさんだが、以前は彼の兄が畑をしていた。ところが奥さんを亡くし、自らも年行って、いまは老人ホームび入居している。近々空き家になった自宅を壊すとのことである。
最近Sさんに聞いた話では、兄は元気でいて、このままここで死ぬのを待っているのか・・・とぼやいていたとのこと。順番でいうと、次の畑の交代要員で有力なのはわが・・・他人事ではありません。

確定申告を早くしたので、今日国税が還付された・・・3,314円で何に使おうか。

あいさつ状を渡された

今朝起きたら、久しぶりに前の道にうっすらと雪が積もっていた。さっそく、今日は鍼灸整体治療を受ける日なので、エンジンを温めて、車の雪をとかして、出かけた。治療を終えて、支払いの際に接骨師(院主)からあいさつ状を渡された。この方とは身体のことについては、とても考え方が合うので、その一部を紹介する。

今年で還暦を迎えるとのことで、はじめに・・・<お陰様で開業して25年、病気で仕事を1日も休むことなく現在に至っています>とある。続いて<年齢と共に感じる身体的変調も1日に食事を1食として、院には朝7時に出勤して1時間の気功体操・休日は山仕事、最近では休むことなく20年以上続けていた晩酌も休日前以外は止め、体調を調整してきました。>と述べている。元気な方だと思っていたが、ずい分健康管理、体調管理につとめていたのには感心した。そして仕事のことについては・・・

<施術者の身体は道具であり、施術者の体調は治療の結果を左右します。体調不良のまま施術を続けた場合、施術の結果が良くない患者様が増えていき、施術者自身も体調を崩していきます。僕は体調不良のまま、多忙に仕事をこなして休業されたり、不幸にも突然死した施術者を幾人も知っております。僕自身は、高齢といわれる年齢に至っても施術ができるよう、無理をせず身体を万全に整えていくことの大切さを日々切実に感じております。>

そうだろうと思う。患者を良くなれば、目には見えないが、それだけ自分自身がその病を引き受けることになる。それはお金だけの問題ではない。わがも治療を受けて、この方の元気をいただいているのだと思う。

また、この4月から木曜日は、白山市河内の里山で、新たに「静心整体」という施術をするとのこと。

野菜の種

買い物でムサシに行ったついでに、春に蒔く野菜の種を仕入れてきた。種もできるだけ畑で採るようにしているが、やはり種物屋の種は一工夫あるらしく、よくできるようである。昨年自家製ハクサイの種で失敗したので、そう思う。そして毎年のように、新たに改良された種も登場する。今回はネギ、ニンジン、エダマメを一袋ずつ買った。
ネギはこれまでといっしょの石倉ネギだが、ニンジンを改良種にした。そしてエダマメは自家製があるが、念のために市販の種もそろえて、早生、中生、晩生と暫時作りたい。

今日はちょっと寒くなったが、この暖冬で、今年播く種物はどう育つだろうか。予想されるのは、虫が多いだろうから、虫に強い野菜や虫よけ植物との混植などを考えてみたい・・・

人生を楽しみたい

今日は初めてパンを作ってみた。ピザはもう何回か焼いたので要領をえたが、パンは分からない。作り方の大きな違いは、その発酵で、ピザは一回でいいが、パンは一次発酵、二次発酵とツーステップふまなければならない。初回の今日は、一次発酵は上手くいったようだったが、二次発酵が不十分だったのか、焼いたものの、ふっくらと仕上がらなかった。またつやもなかったので、どこが悪かったのか、また研究してみよう・・・食べたらピザの皮のようだった。

野菜作りも同じだが、わがは何かやってみて、失敗しては、いろいろと考えて、工夫するのが好き。大きなプレッシャーさえなかったら、ふだんでも何か考えることがあるといい。なかなか寝れない時とか、ヒマなときに頭に浮かべる、いい材料になる。
現役の頃は仕事のことで頭を悩ませたが、いまはもう好きなこと、楽しいことしか考えない。残る人生を楽しみたい・・・