お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

新しいポット

今日で86歳になった。数えだと7だから、来年には米寿を迎える。我ながら長いこと生きられたと思う。むかしのことながら、わが親は二人とも57歳で他界したから、わが寿命もせいぜい60歳ぐらいと考えていた。子どもの頃は食い物が乏しく、栄養失調にさえなったこともあったが、戦後の経済成長でいいものを食えるようになり、さらに医学の進歩でもう簡単には死ななくなった。さらに平和な時代が続いたおかげで、大人になってからのわが人生はいい生活を送れた。もう何もいうことはない・・・十分満足で、もったいないぐらいだ。

今日はほんとうに良い天気で、その報告にと、彼岸の入りでもあり墓参りをしてきた。記念に、もっと水分を摂れといわれているので、新しいポットを買ってきた。