お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

物欲の第一

この春からすぐ近所に鉄骨3階建のアパートの建設工事が進められている。業者は大手のプレハブメーカーである。とおくからでも見える、大きなクレーン車が止まっていて、次つぎに資材を運んで、家を組み立てていく。まことに見事なので、写真におさめた。
いまの住宅建設現場には、大工らしき人はいない。いるのはヘルメットをかぶった作業員とクレーンの運転者と交通整理の旗持ちで、まことに味気ない風景・・・かっての金づちやのこぎりの音も消えてしまった。

今は普通の家なら3か月ほどでできるから、一生の財産ではなくなったが、わが人生は家を抜きにしては語れない。物欲の第一が家だった。それは、東京ではめずらくはないが、わが父は一生貸家住まいだったので、持ち家が当たり前の北陸に移住してから、マイホームが夢となった。
今住んでいる家は3回目で、わが物欲は十分満たされたのでは・・・

今日の収穫はグリーンピース・・・太り過ぎたスナップエンドウ。