お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

先にボケられたら・・・

Dという不動産を商売にしている会社の営業マンが、また徘徊している。訪問販売が規制されてからも、相変わらず、しつこく訪問してくるのが、新聞購読と講演会勧誘と、この不動産屋。

今日のおしゃべり会で、この話を出したら、わが家ばかりではないことが分かった。貸家を持っているS家など、断っても断っても、入れ代わり立ち代わり、営業マンがきて、ほんとうに迷惑しているという。
何でも、この会社は大きいらしく、あちこちに跋扈しているらしい。

一年か、もっと前だったか、あまりひつこく人が代わっては留守中に来るので、家内がとても嫌がった。わが家には、いま住んでいる家と土地以外には、何もない。
それで、次の機会に営業マンにもう来ないようにと申し入れたら、しばらく来なかったのに・・・数日前に帰宅したら、家内は営業マンの相手をしたらしく、名刺とパンフがあった。問題は、自分があれだけ嫌がっていたのをまったく忘れていること。
ふつう人は、良いことよりも、悪いことや嫌なことの記憶が強いはず・・・その記憶が消えているのには参った。
わがより先にボケられたら・・・その可能性を否定できなくなった。

今日は写真を撮らなかったので、工房の作品を載せました。