お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ヒトの進化

今日の午前は、畑が湿っているので、放送大学へ・・・ヒトの進化とレジリエンスがテーマだった。人類は地球の厳しい自然環境に何度も遭遇しながら、それに適応して、今日のヒトに進化した。

その過程で、ヒトは身体的に変化した。よく猿人から新人へと段階的に進化してくる姿が描かれている。二足歩行と脳の巨大化が強調されている。
その中で、今日は歯の変化が興味深かった。はじめに犬歯が小さくなっていく。犬歯は牙で、角と同じく戦うためのものであり、どんなおとなしい動物でも雌を得るために雄は争う。

最初にヒトは一夫一婦制をとるようになって、そのエネルギーを他に使えるようになった。木の実など食料の確保で、二足歩行によって両手で抱えて運ぶことができるようになった。気候変動で食料不足になってきてからは、より硬いものが食べられるように臼歯が発達したが、やがてより食料獲得が厳しくなったため、肉食もするようになった。
はじめは死肉をあさったというが、石をつかって他の動物が残す骨をくだき、骨髄を食料とした。肉食によって得るより高いエネルギーがヒトの進化を加速した。

人が、食べられるものなら何でも食べ、かつたくわえることで、生きのびてこれたことは、これからも同じではなかろうか・・・

昼からの陶芸教室で器作り・・・生乾きの茶碗と花器で、来週さらに手を加えます。