お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

続「美のチカラ」展

この20日までなので、金沢で用事を済ませたあと、「美のチカラ」展を県立と中村の両美術館で観てきた。ともに茶事に使われる掛け軸をはじめ道具類の名品が展示されていた。

パネルによると、これら中国からの品を美術品として愛でたのは、足利義政がはじめのよう。東山に隠棲してからの義政の趣味道楽に始まったことが、信長や秀吉に受け継がれて、今日日本の伝統文化としてもてはやされろようになったということになるだろう。そして、諸道には、それを極めた人がいる。いわばカリスマ的存在になった人物がいる。茶道でいえば利休になる。

感性に乏しいゆえに、そんなことを考えながら、鑑定団に出したら途方もない値がつくのだろうなどと、余計なことを想像しながら、見てきた。

今日の収穫はニンニクの穂・・・この茎を炒めるとサイコー。