お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

来年は金婚式

家内と私は8才違う。もちろん見合いで、来年は金婚式だから、お互いによく我慢したものだと思う。これも年の差があったからではないか・・・と勝手に解釈している。

家内は地元商家の娘で、ずっと店の手伝いをしていた(させられていた)からか、年中ばたばたする商売屋ではなく、専業主婦でいられるサラリーマンを希望していたという。
しかも、それも自分は勉強嫌いで高校を出てからは、洋裁学校なのに、仲のいい姉が検事に嫁したので、れっきとした大学出をねらっていた。あれやこれやと選んでいるうちに、24になっていた。
こちらは、もう32才で、晩婚(当時はおそくても男28才、女24才が通念だった)なので、バカでさえなければ、若ければいいと、横着といおうか、高を括っていた・・・お互いに利益が一致したということ。

しかしここに至って、お互い幸いにも元気でいるものの、家内のほうが、記憶に欠けることが多い。今日ボウリングのボールをいれる袋を見せたら、3年前に自分が作ったことをまったく忘れている。
昔のことは、よく覚えているのに、近頃のことには、よくこんなことがある・・・心配だ。

今日は撮らなかったので、花を載せました。