お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

アリストテレス

金曜日は、いつもは会館の電話番をするが、都合で明日になったので、代わりに午前中は放送大学へ行った。
昨日のプラトンに続いて、今日はアリストテレスのことだったが、美学の話はおいて、この2大巨頭がとても対照的だったということが興味を引いた。
アリストテレスは弟子であるが、プラトンの理想主義に対して、現実主義、生まれもプラトンがアテネの名門に対し、地方出身者。プラトンの著作のほとんどが残っているのに対し、アリストテレスの著作はすべて失われ、講義ノートがあるだけだという。しかも、最後はアテネに居れずに亡命した。
この二人の相対する思想というか、哲学が世界史の流れの中に交互に登場して、弁証法的に世界が展開してきたと観れるのではないかとさえ感じる。

今朝のニュースを視て、家内が熊本地震の寄付はどうするのかという。この町では、みなさんに強制するようにもなるからという意見があって、募ることはしない。
さっそく、何もできないので、日赤のホームページを開き、ネットバンキングで、わずかな義援金を振り込んだ。

庭のスズランが咲きました・・・何十年も前に、亡き義父が北海道旅行をしたときに、土産に買ってきた株の子孫です。