お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

天命としか思えない

いつも土日は私事にあてることにしているが、今日もYさんの都合でミーティングを開いた。その後も、Tさんに来ていただいて、会報の編集をしたので、帰宅したのが1時過ぎになった。
両氏とも、がんをかかえているが、Tさんから改めて、お話しいただき、驚愕した。

先輩になるTさんは、75歳で肝臓がんが発症し、今年で10年目になる。その間がん除去のカテーテル手術を8回受けた。
そして、もうこれ以上はできなくなって、肝硬変になり、除去できないがんをかかえたまま、ケアに入った。先日のマーカー検査では、正常値10以下が、2万だったとかで、3人の医者からは まさに希少値で、どうなっているのか分からないと診断された。
この医者も分からない状態のまま、いたって元気で、ふつうの生活を送られている。食欲はあるし、さすがに10年前にアルコールは止めたが、肉類をはじめ、かぶら寿しなど奥さんの作る料理を何でも食べる。
そればかりか、以前から続けている老人会の世話や地域活動により、このたびは知事表彰を受けるそうで、おめでたい・・・今日も福野から雪道を40分かけて、運転してこられた。おそらく、ステージⅣだと類推するが、その5年生存率は10%以下である。
一日一日、どうなるか分からない身体で、今日を生きているその姿は、奇跡的にしか見えない・・・ご本人自体が、不思議で不思議で、天命としか思えないという。

今日はカメラを忘れたので、買い物かごとゆうちょからのチラシを載せました。