世界ドキュメンタリーシリーズ・高齢化なんかこわくない2回目の「はつらつばあちゃんが行く!」(Two Raging Grannies)を視た。
多分に脚色されているが、他人事ではないので1回目から、ビデオにとっている。
今回は、90歳は超えていると思われる、電動イスで移動するシアトルの二人の元気なおばあちゃんが主人公。
年老いて、孫のことを気遣うおばあちゃんは、アメリカの将来に不安を感じている。
そして、経済成長について疑問をもつ、いずれは枯渇する、限りある資源なのに、どうして経済成長を続けようとするのか。
二人は、えらい人を訪ねて、質問を続ける。最後に、ニューヨークまで出かけて、ウォールストリートのトップが集まる会合に飛び入り参加する。そこを追い出され、その上、ある男から冷酷なことばを浴びせられる。
「年寄りは死んでしまえ、ニューヨークの道端で死んでしまえばいい・・・」(クールな、本音を感じさせるシーン?)
めげない二人は、スピーカーを手に街頭に出て、孫世代に呼びかける・・・このままでいいのか、いまこそ真剣に考える時だ。
これからの世界にとっては、加えて、テロと高齢化が焦眉の問題だ。