お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

秋の彼岸を迎えて

秋の彼岸を迎えて、朝家内がいちばん世話になった伯父さんの墓を一度お参りしたと言い出した。

家内の母の兄にあたる人で、とても世話好きな方だった、くるみ商を営むかたわら、地元の町会議員を長らくつとめていた。
また、選挙のあるたびに、親戚中を騒がせた人でもあった。今度は、今度はといいながら、結局はがんで逝くまで、立候補した。
議員病ともいうべきか・・・家内の従弟にあたる、その長男も、やはり町会議員、市会議員を経験し、若くして、がんで逝った。

その伯父が、結婚話が持ち上がった時、私の身元調査をしたという。さいわい評判は悪くはなかったよう。

実家はまあまあの地元の資産家、姉は検事に嫁している・・・東京生まれの風来坊に嫁ぐことになったのは、もう東京へは帰らないということ、その安定した職業に加えて、決め手になったのは、家はなくても、土地を持っていたこととか。

その土地は、東京で4年間勤めて辞めた時の退職金をそのままではと、周囲のすすめで、値上がりを予想してもとめた土地だった。

こんな効用になったとは、何が何するかわからない・・・

墓参にことよせて、森林公園に寄り道した。一足早く、いまカツラが紅葉。
晩飯も王将に寄った・・・テーブルに出すのがおそくなった。人件費をけずったのか?