お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

花屋

スーパーで、一人でワゴンを押しているF先生夫人と出会った。よく出会うが、いつもF先生とお二人なのに今日は一人・・・置いてきたとのこと。

F先生は旧知の仲だが、夫人を知ったのは、平成3年に皇居勤労奉仕団でいっしょになってから。

現役時代に勤めていた大学は、毎年皇居勤労奉仕団を結成して、奉仕活動を続けている。
平成3年、はからずも団長に指名され、F先生夫人が実母と二人で参加された。

F先生は趣味のカメラがプロ級の腕前の上、しかも美人を見る目が高い・・・夫人もミス京都だったとか。

夫人は、もう70を超えているはずだが、まだチャーミングさを失っていない。

このスーパーに来ると、いつも中の花屋で、観たり、かいだり、売り物の花を楽しむことにしている。

人も物もすべて、美しいものはいい・・・