お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

一日遅れのかぼちゃ

夕食に一日遅れのかぼちゃを食べた。
これでまた、今冬は無事に遅れるだろう・・・

しかし、イブの今日は、自分にとっては父の命日・・・71年前、小学2年の時だった。

その時の記憶は今も残っている。
父と私と二人きりだった。酒を飲んで、炬燵に入って、昼寝していた父が異常ないびきをかいた。台所にいた母が、それに気づき、大声を出して起こしたが、そのまま逝った。脳溢血で、享年57歳だった。

戦時中のことで、糖尿だったが、生活はふつうに送っていたから、PPK(ピンピンコロリ)といってもいい。

一番仲が良かった兄も、入院を拒んで自宅療養を通し、朝冷たくなっていた。

10年後にあやかれたら幸いだ。