お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

半分こ

この町では、昨年もそうだったが、天皇誕生日には町会からお弁当をいただける・・・ただし、75歳以上の人だけに。

町会の行事は、何かにつけて、町会費を支出しての飲食がともなうことが多い。
それで参加の少ないお年寄りに対しての配慮と、敬老の意をこめて民生委員の方が配られる。

家内はまだ当たらないので、このお弁当を今晩二人でいただく、デザートのおはぎもちょうど二つ。

わが家では、一つしかないものは分けて、二人で食べる半分こを習慣にしている。

夫婦の間では当たり前だろうが、昔から、食い物の怨みはおそろしいともいう。
些細なことだが、これで夫婦仲も、まあまあうまくやって来れたのかもしれない。