お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

また一人

今日は、知人で大先輩のI氏の葬儀に小矢部まで行ってきた。享年102歳である。

終戦後、裸一貫で朝鮮から帰ってきて、子ども6人を育てられた。若い頃のことは知らないが、よく働く、活動的な方で、長い間製紙工場に技術者として勤められていた。

その働きぶりと人柄の良さで、確か80歳になるまで、会社人間だったように記憶している。

その後会うこともなく、90歳を超えてから、グループホームに入られたと聞いてたが、最近はボケが出て入院してたという。

昨日のお通夜は、お参りの人が多かったそうだが、今日は平日で静かな葬式だった。
私が尊敬する人が、また一人逝った。

帰宅して、疲れが出た。しばらく何もする気になれなかった。

この頃は、人の死に出会うと、とても疲れる。