いま青天井の放送大学で「人格心理学」を聴講している。今日の講義は心理療法とカウンセリングだった。
カウンセリングの創始者ロジャースは、３原則を提示し、これができれば、だれでもカウンセリングができるといったそうである。
講義では、その３原則（自己一致、共感的理解、無条件の肯定）を習得することは、至難の業とのこと。ちょうどホームランの打ち方は解っても、ホームランが打てるわけではないのと同じという。
何でもそうだ。人は、ああすればいい、こうすればいいと頭では解っていても、実行できない。
できるようになるには、相当の修行（トレーニング、練習）を積まなければならない。問題は、そのために限りない努力を続けられるかだ・・・何をやっても、中途半端であきらめてしまってきたことか！
この人生で、いったい何を身につけただろうか・・・
