お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

太りたい

今日は秋の行事をしたあと、集まったみなさんで、にぎやかに会食をした。
いつも芝寿司から弁当をとる。今回は、季節限定もので、小食の私には、十分過ぎるほどだった。

私は、いつからか覚えがないが、いつの間にか小食になってしまった。だが、その発端には、心あたりがある。

昔々のこと。小学5年生の時、私は栄養失調で学童疎開先から家に戻ってきた。身体のあちこちオデキだらけで、やせこけた私を見かねたのだろう。母親が私に食べることを強要した。
疎開先で食料が乏しく、空腹に空腹を重ねて、小さくなった胃に、ムリに詰め込んだのが大きな負担になって、胃を壊してしまったことがあった。

大人になってからは、ふつうに食べれるようになった。しかし、胃の消化力は劣ったままだった。

その上、糖尿の気が出てきてからは、小食にならざるをえなかった。そして、糖質制限食にしてからは体重が減るばかり・・・何とか、少しは太りたい。