冬は寒いものだけど、今冬はやけに寒さが身にしみる。大寒に入ってから、とくに感じる。
もう48年経つが、東京オリンピックの年に東京から金沢に移ってきた。その年の冬は、ほんとうに寒さが身にしみた。
着ても着ても、身体の冷たい感じが取れず、芯から寒かった。手足にしもやけができた。
太平洋側と日本海側の気温差のせいだったろう。
それも一冬だけだった。翌冬には、もう北陸の気候に身体が適応したのか、しもやけもできなかった。
48年前を思い出させた、いまの冷感には一つ心当たりがある。
それは去年の夏から始めた糖質制限食である。熱のエネルギー源となる主要な炭水化物を制限したから、
身体が燃料不足をきたしたのかも知れない。
皮下脂肪がなくなり、体重が3キロ減って45キロに落ちた。やせ気味が、さらにやせた。
さりとて、いまさら血糖値を上げたくはない。
そこで、以前に買った登山用品を思い出し、モンベルのアンダーウエアを着ることにした。
まだ三日ほど大雪になるとの予報だが、もうすぐ立春。
さあ、心身一体のやせ我慢だ。