お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

稲刈りの頃

町は稲刈りがそろそろ終わる。30年前に今住んでいる家を建てた時、家の南側は全面田んぼだった。200メートルほど離れた県道からも家が望めた。遮るものがないので、日本海からの西風がまともに当たった。雨の日は玄関がびしょびしょに濡れ、稲刈りがおわると、うんかが窓を閉めていても家の中に入ってきて参った。

今や、周辺は住宅地化した。農家が遺産相続で田んぼを手放したので、新しい家が建った。家の前の田んぼだけは持ち主が売らずに、駐車場と畑にした。マイ菜園はその畑の一部をお借りしている。

結婚した当座こそアパート生活だったが、その後入手した築1年の家が災害にあってから、新築の家ばかり3回も移り住んだ。ほんとうに家には恵まれました。

今の家は日当たりも、風通しもよく、災害の心配もない。ここで終わるかな・・・