お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

人生の一面は体験の積み重ね

人生の一面は体験の積み重ねだと理解している。何事も体験失くしては本当に分かったということにはならないだろう。人の話を聞いたり、本で読んだりして、分かったような気になるが、体験の裏付けがないことは薄く、すぐに忘れるかして、ほとんど身につかないことが多い。また同じ体験でも、辛く、苦しく、深いほど血肉になる。

いまの自分は老いを体験している。釈迦は生老病死を苦とした。なるほど身体の老化が進んで、この一年は辛かった。全身がかゆくて眠れない毎夜があった。胸の病で肺が圧縮され、息苦しい日もあった。そのほかにもいろいろと身体の不具合が顕在化して、老いの惨めさを痛感してきた。そして、やっと小康状態に戻れた。
思えば、入院生活をして、はじめて人の親切を痛感できたことや、退院してふつうの生活に戻れ、その幸せを悟れたことなどは、まことに貴重な体験であった。いまの日々は、苦あれば楽ありで、こんな楽な生活をしていたら、楽あれば苦ありで、またバチがあたるかも・・・

今日も陶芸教室で、みなさんの作品・・・絵の上手な方がいます。