今日は郷社の左義長で雪にならなくてよかった。この町に家を建ててきたのが47歳の時だったから。ここで39回目の新年を迎えた。もうどこへも移るつもりはないから、ここに骨を埋める。左義長は同時に町の人たちと、新年に入ってはじめて顔を合わせる場でもある。ところが今日はあまり顔を見ない人が多かった。明らかに顔ぶれが変わったと感じた。地元の顔役であったT氏は去年逝ったし、遠縁にもあたるY氏の姿はなかったし、それに町行事の常連である一歳下のH氏もいなかった。こうした方々が一人減りまた一人減りで、わが一人取り残されていくのだろうか・・・
この町最年長のC氏は入院したと聞いてからは、ふだんから見ないし、一歳上のU氏の姿もこのところ見たことがない・・・新聞に載らないから、生きてはいるのだろう。
それにしても、生ある以上は元気でいたいものである。もう公式の場にはでないが、今年も町のイベントには顔を出せればと願っている。