お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

気が重くなる

毎年のことだが、8月もこの時期を迎えると気が重くなる。今日は長崎だが、原爆と戦争関連のことが繰り返し登場するからである。戦争とその悲惨な体験は時代をこえて伝えられるべきこととは思う一方、多少なりともその時代に生きて経験した者にとっては、もう忘れたいという思いもつきまとう。これも年取ったせいだろうか。この人生で苦労をしなかった人はまずいないはず。ただその苦労を口に出す人と出さない人、そして苦労を苦労としなかった人と苦労した思いをしょっている人の違いがある。
家内は口を開けば昔の話で、それなりの苦労話をするが、わがは家内にも息子にもわが過去のことはほとんどしない。まして苦労話はしないようにしている。過ぎ去ったことをあらためて思い出すことにもなるし、聞く側のことも考える。
ひと言でいえば、他人に自分の受けたストレス発散するのと同じでは・・・