お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ある意味で・・・

息子夫婦が選んでくれた電動ベッドがやってきた。大きいので配達組立は二人がかりだったが、慣れたもので30分もかからないで据えて行った。さっそく転がってみたが、さすがに寝心地がいい。これがわが終焉の床になる可能性が高い。
そればかりでなく、今回の8週間にわたった入院は、その半分が寝たきりで、ずいぶん家内やむすこ夫婦や周囲のみなさんに心配をかけた。ある意味で死のリハーサルだったと思う。
わが夫婦の年金収入をはじめ、財産の管理に関することは、すべて息子に明かした。暗証番号を知らせ、カードもわたし一任した。いつ居なくなっても家内が経済的には困ることのないようにした。

あとは与えられた余生を幸せに送れれば、言うことなし・・・