お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

新米をいただいた

ありがたいことに、今年も新米をいただいた。隣の空き家の持ち主であるM夫人の娘さん(といっても、もう子ども3人の母)からで、松任の農家に嫁いだ。嫁入り前は、いまは空き家のここで、書道塾を開いていた。亡お父上は会社の創業社長だったので、嫁入り先はいろいろあったと思われるが、よりにもよって、田んぼ農家にしたのは、ちょっとした驚きだった。

そして生まれたご長男が障害者で、ずいぶと苦労されていると想像しているが、それをおくびにも出さず頑張っているのには、いつも感心している。まったく経験のない田んぼ仕事をいとわず、自分から進んでいったというから、見上げた根性の持ち主・・・男だったら父の会社を継いで、大きくしたにちがいない。

毎年のように新米をわが家に持ってこられるのには訳がある。別に頼まれたわけではないが、隣のわが家が空き家を見守っているのと、家内がM夫人と親交しているからだと思っている。