お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

どう対応したらよいか

今日は雨なので放送大学へ・・・講義は認知症の人にどう対応したらよいかの話で、とても参考になった。
例えば・・・
記憶障害で、何度も同じことを言う(聞く)⇒「さっき言ったじゃない」「同じこと聞かないで」とか怒らない、つきはなさないで、ニッコリ笑って(また)応える。
時間・場所・人などが分からない⇒家の中だったら、大きな時計をそなえたり、トイレのドアにトイレと貼ったりのマークをする。家族さえ忘れたときは、「私はだれとか、あの人は・・・」とか試さない。だれなのかふつうに知らせる。
判断がつかなくなったら、選択肢を二つにして、選ばせる。何を食べますかではなく。パンとうどんのどちらにするかなど。物事をすることができなくなったら(実行障害)、その手順を一つずつ追う言葉がけをする。

その要は、認知症の人は、自分が(他人よりも)物忘れをするようになったことに、引け目を感じているから、それを刺激するような言動はつつしむべきで、思いやりが大切。

だいぶ前から床の間に置いてある、わが家の昼夜共通の電気時計。