お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

西葛西

近年になって、外国人観光客に出会うのはめずらしいことではなくなった。金沢へ出ると必ず見かけるのは、金沢が東京や京都に次ぐ、二つ星ランクの観光地だからのよう。一時的な旅行者ばかりでなく、移民というか在留資格のある外国人も急速に増加したという。東京には、西葛西にインド人の町があることを、放送大学の講義で知った。

そのほとんどが都心に勤めるIT技術者とのことで、家族で移住している。そして当然のことながら、子どもの教育の必要からインド人学校が開設されている。
校長先生とのインタビューが紹介されたが、その内容がすばらしい。初等教育の段階から、世界で活躍できるIT技術者を目指してのカリキュラムが組まれている。外国語の習得が英語ばかりでなく、第二、第三外国語まであって、世界を視野に入れた学校教育である。かって教育にたずさわった者として、これはすばらしいことだと思う。
そういう意味では、やっと小学校で英語教育を取り入れた日本などは、はるかに教育では後進国でしかない。