お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

狭いところで我慢

わが家は玄関前に鉢を置いて飾っているが、その一鉢のバラも開花した。このバラの木は買ってきたものではない。
退職して14年になるが、その送別でいただいた花束の中の一輪で、家内が庭の片隅に差した中の一枝である。
いわば記念樹のようなものなので、大事にしている。

考えてみると、わが家の鉢物は、鉢物として買ったものはない。強いていえば、正月が過ぎてしまって、バーゲンになっていた正月飾りの松竹梅の小鉢を買った。それが年ごとに成長するので、しかたなしに、個別にして他の鉢に植え替えた。

南天は、庭師が作庭のときに地植えしたが、邪魔になったので鉢に、木斛は種が落ちて芽生えた幼木を鉢にと、みないわれがある。

これら草木は、もっと敷地が広かったら、大地でのびのびとできただろうに、狭いところで我慢してもらっている。

今日の収穫は新ジャガ・・・一畝だけ掘りました。