お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ピンクの小袋

つまらない物の中で、愛用している小袋がある。いつも使っているわけではなく、どこかへいくとか、決めたことをするとかで、必要になるものを入れて、持ち歩くことにしている。
色が鮮やかなピンクなので、昔男が使うにはちょっと気が引けるが、それだけ目立つので、注意がいっていい。

先日その小袋を使おうとしたら、どうも見当たらない。引き出しをはじめ、あちこち思い当たるところを探したが、ついに出てこなかった。

それが昨日見つかった。家内が見つけてくれたのだが、それも偶然で、冬物の整理をしていて、わがダウンコートの中に小銭が入ったままであった。

そのダウンコートは兄の形見で、車で移動するからほとんど着ないが、この1月に家内が入院手術の日が大雪で車が出せず、バスで病院へいった。その時着て、バス代の小銭入れにして、ピンクの小袋をポケットに忍ばせていた。
見つかってから、思い出せたのだが、これは忘れっぽくなったということか・・・

待望のサツマイモの種いもが発芽した。苗床に入れてから、ちょうど40日目だった。