お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

訃報が入った

今日は、12月にしてはめずらしく、いい天気だった。
昼前は電話番をしたが、千葉のTさんから訃報が入った。ご主人はすでに他界していて、息子さんと二人暮らしを続けていた。その息子のHさんが亡くなったという。独身で57歳だった。
Hさんは、大学生のときに精神障害に罹っため、就職も結婚もできないままだった。Tさんご夫婦は金沢のご出身なので、毎年盆には3人して墓参りに来られていた。それがご主人亡き後は、絶え絶えになった。T氏が実業家肌で活発だっただけに、母と子の二人生活はさびしかったという。
これからT夫人には、老後の一人暮らしが始まる・・・何とか乗り越えてと、祈るばかりである。

思えば、わがは父親が早死にして、母と男5兄弟の6人家族の末っ子で育った。そして悪いことに、兄の一人が20代で精神障害を発した。家族みな大変だったが、力合わせて、何とか乗り越えられた。
今は、残っているのは自分一人だが、妻も子もいて、しあわせな老後を送っている。
Tさんの電話には、身がつまされてならない。

天気がよいので、トンネル内にレタスを移植した。