お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ご主人の夢のこと

当番日なので、会館の電話番をしながら、N夫人からお寄せいただいた原稿を打ちこんだ。
最近感じたことを話題にしている中で、亡きご主人の夢のことがある。

来年七回忌を迎えるそうだが、夢の中でご主人が「これから後、どうする」と言ったという。残念ながら、お二人には子どもができなかった。
それがあってか、人の子を預かって(下宿させて)は、お世話をするようになり、一人になったいまも、N夫人は続けている。
その下宿も、商売で始めたわけではなく、近くの高校が県内の柔道選手を集めている関係から、町の依頼を受けて始まった。いまも二人の選手を預かっている。それで毎日が忙しく、これからのことなど念頭に浮かばなかったが、夢の中の主人の言葉をあらためて考えてみて、どうしたものかと悩んでいると、原稿に書いてきた。
幸いにも、わが夫婦には息子がいて、孫もできて、その心配はないが、世間には跡継ぎのない人が結構多いよう・・・結婚しない人は当然ながら、子どものいない家庭がめずらしくない。みなさん若いうちはいいだろうが、老後はどうするつもりなのだろう・・・かって独身の姪がそれを言葉にしたとき、わが答えは「お金を貯めときなさい」だったが?

今日の収穫はイチゴ・・・トンネルをして、やっと食べられそうなのが採れました。