お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

思いがいまも消えない・・・

昼に横浜の義姉宅からの宅配が届いた。
開けてみたら、孫への誕生日プレゼントと和菓子だった。さっそく息子宅に電話して、取りにきてもらった。
お礼の横浜へお電話もしたが、プレゼントを用意したのは、姪になる亡兄の長女で、日曜なので家にいた。
亡兄の子は女3人で、結婚しているのは3女一人のみ。長女と次女はいまだに独身キャリアウーマンである。そして、いまは二所帯住宅を建てて、みんないっしょに暮らしている。
長女は器量よしなので、言い寄る男もいたし、何回か見合いもしたが、けっきょくは結ばれなかった。次女はバツイチのまま、サラリーを好きなバレーにつぎ込んだ生活を続けている。
結婚がすべてではないから、幸せに暮らしていってくれればいいと願っている。

この3人の姪に思いがいくのは、亡兄に対する思いがいまも消えないからである。兄弟のなかでも、いっしょに生活した年月がいちばん長かったし、いちばん世話になったし、お互いいちばん気持ちが通じ合っていた。
その死顔に出会って、ほんとうに泣けた。自然に涙があふれ出て、こんなに泣けたことはなかった。

それで、いまもこうして、姪はわが孫娘に誕生日のプレゼントを送ってくる。