お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

コスモロジー

今日視聴した講義は、世界はどのようにできているかというコスモロジー(宇宙論)の話だった。

講師は、いまは科学的宇宙論が常識になっているが、これは西欧文化であり、「ひとつの世界と多数の解釈」を論じた。
いまもパプラニューギニアの霊の世界に生きる原住民や、人間と同じく動物も魂をもつとする南米原住民がいるばかりでなく、アメリカにおけるキリスト教原理主義者は反進化論である。
日本ではダーウィンの進化論は広く理解されているが、アメリカでは公教育で教えるには制限があって、いまでも「人間は1万年ほど前に、神によって創造された」と思っている大人がけっこういるそう。
現代は、いずれはすべて科学が解明するという、物質中心主義、科学万能主義が謳歌しているように思うが、自分はそう思わない。生命について言えば、現象は解明されても、その本質は永遠の謎で終わるだろう。

また、この世が金の世界だとも思わない。確かに金、ものがあっての人間の世界だが、それを動かしている心の世界があると思っている。

ウイキペディアから:宇宙論(うちゅうろん、英語:cosmology)あるいはコスモロジーとは、「宇宙」や「世界」などと呼ばれる人間をとりかこむ何らかの広がり全体、広義には、それの中における人間の位置、に関する言論、研究などのことである。
コスモロジーには神話、宗教、哲学、神学、科学(天文学、天体物理学)などが関係している。