お話おじさん′終活記

はや人生はラストステージ、いつのまにか年が過ぎ、いまがいちばん自由で、楽しい。

ゾロアスター教の話

フランスが終わったら韓国、そして今日はイランで大統領選挙が行われるとのことで、注目されている。

新年度に入って、「国際理解のために」という講義をCDで聞いているが、その基本として、まずユダヤ、キリスト、イスラムという三つの宗教についての理解が必要とのことだった。
その理解を抜きにしては、世界の国々の文化は当然、政治も経済も分からないという。
この三つの宗教は互いに対立しているだけでなく、仲が悪いようだが、元はといえば兄弟宗教で、それぞれ呼び方はちがうが、唯一神である。
そして、この三つに影響を与えたのが、ゾロアスター教だという。ゾロアスター教は、いまだ不明だが、BC6世紀頃にイラン高原で生まれたというゾロアスターという人を宗祖する。善悪二元論、終末論を宇宙観とし、今のイラン、古代ペルシャ帝国の国教だった。

歴史は、善と悪との戦いであり、人の価値は不変の神について、善を行う。そしていつか善が勝って戦いが終わる時がきて、救世主が現れ、人は救済される。
無宗教で現実主義の日本人には、自爆テロもイスラム国も、理解できないはずである。

今日はジャガイモの花盛りの中、サツマイモ苗の手入れをした。